中央流沙、やっと見ました
面白かったです。二時間ドラマ好きとしては、「さすが松本清張、ひと味違いますね。」という感じです。二時間ドラマだけに、ちょっとねぇという強引なとことも多々あり、ツッコミがいがあります。
二時間ドラマは、悪役が貧弱だと、陳腐になるのです。悪三人組がいかにも大物ゴージャス、分かりやすいパターンです。
かたせ梨乃、メイクにも衣装にも力はいっていましたねぇ。一部の隙もないという完全戦闘服の着物姿、さすがです。先週はジャージ姿で、「たとえ神様仏様が許しても、ご飯にみそ汁、卵焼き! ニッポンのお母ちゃんは罪を許しません!」って言っていた人が、今週は極めつけのゴージャスな悪女です。
二時間ドラマですので、彼女の重い過去は暗示するようにしか描かれませんでしたが、きっと松本清張ですので、暗~くて重~い過去があったのでしょう。だからといって、息子を政治家に…というのはちょっと強引過ぎじゃないでしょうかねぇ。原作では、息子の殺人事件も、もっとドロドロなのでしょうか。(罪もない息子って、殺人起こしたのですから罪ありますよ。)
前半は、追いつめられていく倉橋にハラハラ。普通、二時間ドラマでは、第一、第二の殺人はあっさり起こり、顔が写真で写る程度ですが、追いつめられていく過程が描かれるので、「ここでどうして逃げない」「どうして節子に告白しない」とか、イライラしてしまいます。家族のために、何が何でも生きるのじゃ!!(殺されるとわかっているのに…応援しています。)
それにしても、日本の警察、収賄で事情聴取されている人をあっさり国外に出したらだめじゃない!!自殺や口封じの恐れもあるのだから、ちゃんと尾行をつけておかなきゃ!!黒幕がいると大物に目星を付けているのならそちらも、ちゃんと監視しなきゃ!!
中程は、節子はどうやって掘田らのしっぽを掴めるのか大いに心配。だって、相手は大物だし、中国ではだまされて簡単に火葬にすることに同意してしまったし(これ、日本の警察もだらしない!!)…ピアニストとして潜入して大丈夫?相手はもう二人殺しているんだから、命狙われちゃうよ。
後半は、左遷された山田(平田満)の告発&西社長(六平直政)の自白&息子の死で全てを諦めた堀田ママの自白で、一気に解決しました。岡村局長(西岡徳馬)も手のひらを返すように部下を左遷したら、裏切るのに決まっているじゃないの。倉橋の同僚役の平田満とベンガル、いつも思うのですが、何となく印象が被るので、ちょっと勿体ない配役かと思いました。
前半~中盤のドキドキに比べ、後半あっさり、二時間ドラマの限界かな。
たかちゃん節子、中国のホテルスタッフ役の小林綾子と並ぶと、さすがに長身が際だつけれど、他は自然でした。倉橋(石黒)も川辺(高島)も長身だからでしょうか。ちょっと驚きです。
見てる方が照れてしまうかと思いましたが、主婦&ピアニスト&探偵、無難な二時間ドラマレベルでした。
ピアノ講師っぽい、ちょっとおしゃれな主婦って、あんなものでしょう。息子のピアノの先生は、常にモノトーンのワンピースでもっとお洒落でしたもの。近くの大学の学生達の中で、音大のピアノ科やバイオリン科の女子学生は、すぐにわかります。ワンピースとかお嬢さんぽい感じです。管楽器の学生は、パンツ姿などシャープなスタイルです。
役所や白銀倶楽部に行く時のスーツ姿が決まりすぎです。(たかちゃんのスカートのスーツ姿新鮮です。)ピアニストのドレス姿も堪能できました。
それにしても、白銀倶楽部って、ちょっとゴージャスさが不足、会員もあまり楽しそうじゃないですね。席に座っているのはオジサンばかりで、立っているのは白いブラウスに黒のスカートのウエイトレス?
今日はコンパニオンさんお休みなの?かたせママがいくら魅力的でも一人ではなんとも。オジサンがピアニストのたかちゃんの手を引いたもの無理はない?
二時間ドラマとしては充分楽しめました。



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