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2009年3月

白昼の稲妻(役代わり東京公演版)

三月も末になりました。誕生月の足裏マッサージ20%offの期間もあとわずか、焦って行ってきました。宝塚オンデマンド、一ヶ月あればゆっくり見られると思っていたのに、もう月末…(アセアセ)

大急ぎで見た役代わり東京公演版(ランブルーズ=安蘭けい)、取り敢えず流して見ただけ、両方比べて見た訳でもないので、DVDで見た大劇場版(ランブルーズ=水夏希)と大きく違う印象はありません。

安蘭のランブエーズ、エル・アルコン鷹のティリアンの悪のヒーローぶりから、もっと憎々しいランブルーズかと思っていたのですが、抑えめの演技、これは演出の支持なのでしょう。ランブルーズは、表の顔は大物公爵で、影の姿が悪なのですら、悪役ぶりが表面に出てしまっては小物になってしまうので、抑えめな演出は理にかなっています。なかなか重々しい大物ぶりです。

ランブルーズ公爵は、「越後屋、おぬしも悪よの」という悪代官という役回りで、美郷真也のヴェルネが越後屋。時代劇でも悪役の中で表面だって動くのは越後屋、という定石通り、ヴェルネは出番も多く、これからは資本家の時代などと歌っています。(美郷の歌声はいつ聞いても気持ちの良いヴェルベットボイスです。)

対してランブルーズは大物貴族なので、最初の場面の娘役との踊り、伯爵夫人ギャランティーヌ・貴柳みどりとの場面、ヴェルネとの場面、ベラとの場面、劇中劇のオセロの部分など、ちょっと見せ場不足な感じです。年齢設定も、ヴィビアンヌ・花總まりの父親のライバルということですから、箙かおるのような専科の方が演じる方が自然な感じがします。

ランブルーズは二番手としてはちょっと損な役ですが、水夏希に悪役を経験させて演技の幅を拡げる、安蘭との役代わりで90周年の話題作りという感じなのでしょうか。(今回急いで見た、JURIのどんだけGOGO5の中で、水自身が印象的な役としてランブルーズを上げていました。また、スカイ・ステージ・トークの中でも、ずっと悩んでいた「地に足をつけて、舞台の存在感」といったものをランブルーズの時に掴んだと話していました。ランブルーズは水夏希にとって転機になった作品のようです。)

この公演は和央ようか・初風緑・美郷真也と同期が揃った公演で、この3人のための公演のと言ってもいいようなもの、それぞれがいい味を出しています。美郷は前述の通り。和央はこんな恋人が欲しいよねと思わせる優しく頼りになるアルベールと、狂気のオセロ(殺されるならこんな人に?)の2パターンが楽しめます。初風も、笑顔が可愛いハイテンションなお坊ちゃん貴族のオーギュースト(素顔の初風に近い?)と、ぞくっとする冷たい美貌のイヤーゴ(この人の悪役の時の表情好きだわぁ、普段は優しい笑顔の表情に隠されているのだけど、本当に冷たい美貌という感じがします。)の2パターンが楽しめます。

サバティエの大和悠河、今や、「眩しい~!」(from宙・ファンタージスタ)と言わしめる自分で発光しているような宙のプリンスですが、この人のやさぐれた役もいいんですよね。サバティエがいれば、下町暮らしも悪くないかな…と

男役のことばかり書きましたが、娘役のドレス姿が十二分に堪能できるので、娘役ファンとしても満足できます。綺麗なドレスが着られるし、そこそこ歌もセリフもあるし、娘役さんにとっても「宝塚の娘役になってよかった~」と思う公演だったのではないかしら。出雲綾のカッサンドラ、肝っ玉母さん、たっぷり歌声が堪能できます。

オープニングの小公子・早霧せいな&凪七瑠海、小公女の和音美桜、早霧は雪組へ組替え、凪七は月でエリザ、和音は既に退団と、次の宙組公演では会えないのですね。ちょっと寂しいです。(日本物ショーはパスと思っていた私でしたが、宝塚ファンサイトの情報によれば、風の錦絵は結構ショウゲキの日本物ショーということなので、俄然行く気になりました。雪組・早霧が楽しみです。勿論、水・ゾロ、カッコイイでしょうね、楽しみです。)

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レビュー・ルネサンス記念「夢Revues!」

オークションでオマケに付けていただいたビデオです。平成元年~8年の宝塚大劇場でのレビュー&ショーのハイライト

冒頭に、当時のトップ、真矢みき、真琴つばさ、轟悠、麻路さきと植田理事長の座談会があります。ただし、編集されているレビュー&ショーは、その先代~四代前の時代のものが主です。即ち、花組は、大浦みずき、安寿ミラ、月組は、剣幸、涼風真世、天海祐希、雪組は、杜けあき、一路真輝、星組は、日向薫、紫苑ゆうです。私が宝塚好きになる前なので、殆ど見知った顔はありません。真矢、麻路は二番手、三番手なので割と画面に登場しますが、真琴、轟でも一・二作品しか登場せず、その下の学年の顔はほとんど見つけることはできません。

私はあまりレビューに詳しくないし、それほど多く見てもいないので、今のレビューとの違いも特にわかりませんでした。

印象的だったのは、横澤秀雄演出のもの。大階段全体が森になっていたり、正面の窓一面に庭園の背景が広がっていたり、こういう具象的な背景は新鮮でした。また、大階段をパーティー会場に見立てた演出も素敵、正装の男女が集う華やかなパーティーが広がっていました。階段で斜めに座ってかっこつけてる人は怖そう…

intermissionに、ロケット・コレクションがありますが、それぞれ一瞬なので、何が何だかという間に次のロケットになってしまいます。ただ、コート・ダジュールのロケット(メイドさん姿のもの)は、真ん中がはなちゃんだとわかります。

レビュー記念日コレクションでは、今でいうスカイフェアリーズのような役で、若手時代の月影瞳と安蘭けいが登場します。月影もトップの時のような大人っぽい雰囲気は全くなく、可愛い若手娘役ですが、男役の安蘭はさらに可愛いです。まだ男役ぽさは全くなくて、髪の毛が短い可愛い女の子です。安蘭の白いプリンスが見た~い、子ルドルフ以外にあるかしら…

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ボン・ボヤージュ

ボン・ボヤージュ、91年11月の一路真輝のクルーズでのショーです。たかちゃんファンの皆様ならご存じですね、一路船長と可愛い水兵さんのたかちゃんや純名里沙がお出迎えしている映像。残念ながら、ビデオには、このお出迎えシーンや抽選会らしいイベント部分は映っていません。

ショーの中で、白い制服の一路船長(お出迎えは紺の制服)と水兵さんたちのシーンがあります。最初、あのお出迎えの映像を見たときは、宝ジェンヌが乗務員役でお出迎えとは、なんという豪華な船旅だと思ったのですが、水兵さん役の若手は6人だけ。当たり前ですよね、ディナーショーだものね。一路船長と水兵さんだけでなく、高嶺&轟が上級船員の制服でいたら、最高なんですけど…

水兵さんメンバーは男役が香寿たつき、有未れお、和央ようか、娘役が朱未知留、渚あき、純名里沙、一路のショーらしく歌えるメンバーを揃え、歌、歌、歌…のショーです。

本当にMCも寸劇もなく、歌中心(勿論ダンスはありますが)、宝塚らしい豪華衣装やら、制服やら、スーツやら、いろいろな一路の歌が堪能できる、ファンにはたまらないものではないかしら。彼女の歌に関してはコメントの必要もないでしょう。

最下級生の純名は相手役格、一路や香寿とのデュエット、ソロその他で大活躍。この人は本当に歌が上手いです。軽~く歌っています。

香寿は二番手格、ソロもたっぷり、純名とのデュエットはウエスト・サイド・ストーリーのマリア、聞かせます。一路のバックで男役娘役がペアで踊るところ、渚あきとのペアが見られます。(バックなので見づらいけど)やっぱりお似合いです。

朱未知留、初代ゾフィーもここでは可愛いキュートな娘役です。有未れお、目の大きな可愛い男役さんです。

若いたかちゃん、男役では最下級生、元気に汗だくで頑張っています。楽しそうです。ちょこっとだけ、ワンフレーズずつひとりだけ歌うところもあります。背が高くスタイル抜群、ダンスは一番カッコイイ(ファンの贔屓目?)

渚あき、細~い、可愛い可憐な娘役さん、この人はずっと雰囲気が変わらない人なんですね。二番手娘役が長いと、大人っぽい役が続いて、ヒロインのイメージが薄まってしまう娘役さんが多い中、貴重な存在でした。(娘役ファンの私としては、今苦労している娘役さんたちが、諦めずに彼女を見習って頑張って欲しいです。)

など、そこそこ楽しめるビデオでした。(レンタル落ちビデオをオークションで買った、その値段分は充分楽しめました。)

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55Steps

次男の引率で(引率され?)、55Stepsに行ってきました。千秋楽間近で、カーテンコールも大盛り上がりでした。

劇団四季55周年、その思い出の曲の数々を歌とダンスで再構成した55Steps。劇団四季のファンならば馴染み深い曲が多いようで盛り上がっていました。ブロードウェイ・ミュージカルやディズニーなど耳にしたこと曲もありました。初めて聞く曲もメロディが綺麗でしたが、四季オリジナル昭和三部作は、やや演歌ぽく、他の部分とは違和感あり、単調で眠くなってしまいました。いっしょに行った人達も、自分でもダンスをしている人など、早くダンスにならないかと思ったなど、その部分に関しては同じような感想でした。

劇団四季はライオンキング、ウィキッドに続き三回目、劇団四季の歌い方の特徴があるのかなと感じます。独特のためというのでしょうか。よくイメージするミュージカルぽい歌い方です。好きずきかなというところはありますが、ヴォーカリストでない人達の歌の方が、ストレートな唄い方で、私には聞きやすく感じました。

ダンスは迫力もあり、いろいろあって楽しいです。黒燕尾もありましたが、黒燕尾はやっぱり宝塚よねと心の中で思った私です。

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共感を求める女・共感できない男

友人に愚痴って、復活ヽ(´▽`)/

昨日は愚痴れそうな友人はつかまらず。夫はねぇ…

「共感を求める女・共感できない男」「話を聞いて欲しい女・話は聞きたくない男」、題名は忘れてしまいましたが、そんな内容の本かエッセイがありました。

共感を求める女・状況は全てわかっている、「どうにかならないの…安易な解決法などない!  何となくやる気が出ない…だまってやるっきゃない!  私って可哀想…世の中もっと大変な人は沢山いる!」、別に解決策を求めている訳でもない。原因も対処法も分かっていても、だまっていたらストレスが溜まる。だから、誰かに聞いてもらって、「そうよね、わかるわぁ」って共感して欲しいのよね。

共感できない男・解決策がないと、しかたがないじゃないか、だからどうすればいいのと黙り込む。女は感情的、男は論理的というのとはちょっと違う。

共感できない男、我が家にも一人います。

夫は、自分の話は聞いて欲しいらしく、こちらの迷惑を考えずに話しを続ける。だらだらとあまり面白くもない話をされると、auの女の子みたいに「まとめて話してよ」と言いたくなる。知っている話と、途中で遮るとリバースする、性能の悪いテープみたい。

というわけで、ストレス倍増です。

今日、友人に愚痴ってすっきり。「共感できない人に共感を求めても無駄」と、ばっさり切り捨てられました。わかってはいるのですけどね、人間少しは成長するかと思って…成長どころか、若いときには仕事の立場上など、我慢することも自分を抑えることも協調することもできたはずなのに、年齢と共に、我慢とは無縁になってくるようです。

優しい気持ちがないわけではないのです。共感できない=イマジネーションの欠如です。「思いやり」という日本語、共感できなければ成り立たない感情です。示唆を与えるなどということでは理解できないので、具体的な指示を与えるのが一番です。それって幼児の子育て?

そう言えば、「話を聞くのは苦手」って昔から言っていたなぁ…恋って盲目

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不調(鬱気味)です

今日は不調、鬱気味です。お天気がいいのに…連休後の脱力感も若干(といっても、このた連休は、休みらしい盛り上がりもやや不足でしたけど。休養にはなったかな。)

楽しみに待っていることがないのが、一番の鬱の原因なのかなぁ。(去年だったら、CHICAGOとか…)

宝塚の退団や組み替えもストレスの元。大好きな宙組がどうなってしまうのか心配です。

なかなか行けないのも、宝塚好きなだけにかえってストレスになってしまいます。平日の上演時間が1、2時間早ければ、もっと自由に通えるのに…夫に日程の調整を頼まないと行けないのが最大のストレス、彼は自由に予定をセットするのに…

だめ…絶不調だぁ…

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東京~有楽町~銀座センチメンタル・ジャーニー(?)

ラ・フォル・ジュルネのチケットを買いに東京フォーラムまで出かけた。

東京駅は耐震工事中。何年か前に親戚でステーションホテルに泊まり、ご飯食べたなぁ~丸の内南口ドームの上の廊下から下の改札が見えて不思議な感じだったなぁ。今は泊まれないのかなぁ。

今話題の東京郵便局postofficeを通り、東京フォーラムへ。何だか人で混雑、どこか大学の卒業式、袴の女の子がいっぱい(崩したようなアップの髪に濃い化粧…ちょっと怖い、袴と言えば、やっぱり宝ジェンヌよね)。ちょっぴり男の子も。その先にチケット売り場、窓口が3つだけで行列、近くの屋台fastfoodから美味しそうな匂い、お腹空いた~

何とかチケットを買い、フォーラムの中でお昼。今日は公用だからとパスタランチにドルチェcake付き。満足満腹happy01。東京フォーラムといえばたかちゃんのコンサート、今度はホールCくらいの大きさがいいなぁ。

有楽町の駅の横を通り、交通会館へ。左側の、ビックカメラ&無印良品は、TAKARAZUKA1000days劇場の跡地。私が初めて宝塚を生で観た思い出の地、懐かしい。

宝塚アンが交通会館の中に引っ越したということで、交通会館の中へ。一階には秋田、北海道などのふるさと館や、全国の村から特産を集めたお店などもあり、ちょこっとお菓子と漬け物を買い、三省堂で、落語・昭和の名人・第5巻・古今亭志ん朝を買い、2階へ。昔、ここで初めてパスポート作ったなぁ、懐かしい。宝塚アンでちょっと研究、今日は研究のみ、大和悠河の退団記念までは暫し我慢。(博多座の鳳凰伝とか出ないかなぁ~)

交通会館を出て、道路を渡る。プランタン銀座、昔、ママンにコート買って貰ったなぁ、懐かしい。TOEIの前を通る。茶々の前売り買ったなぁ、見たのは渋谷だったけど。その先の角を曲がり、銀座方向へ。

並木通り和光、去年叔母の人形展に来たっけ、和光なんて敷居が高くて、用事がなければ入れません。正面にMATUYAが見える、懐かしい。昔、MATUYA好きだったなぁ、最近ご無沙汰。最近、特に買いたい物もないし、というより、洋服買わなくなった、不況だから?購買欲もなくなったみたい。銀座にはブランドのお店がいっぱい。昔はなかったよね。

ITOYAで、ちょこっと買い物、この前、買おうと思っていたのは何だっけ、思い出せない。

そのまま京橋を通り、東京駅へ、一回りのコース、よく歩いたものだ。

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ホワイト・デイ

女性のホワイト・デイに期待するお返しは倍返しなどということをTVで言っていましたが、いったい何処の話でしょう?その昔、私が若い頃にはホワイト・デイなんてなかったし…三月が誕生月の私、夫からも息子からも、物presentでのバースディプレゼントはなく、当然ホワイト・デイもありません。(たまにはpresentあるのですよ。しつこく要求する年は…)

そんな中、たかちゃんからホワイト・デイの封筒が届きました。今年も私は何もプレゼントを贈っていないのに、恐縮です。ありがたくいただき、食べちゃいました。おいちい…

こんなことを書くと、アンチが寄ってくるかしら…怖~いw(゚o゚)w

私のところは、情報通らしき方からのご意見があったくらいで、アンチらしいコメントもなく、平和です。情報通の書き込みですが、私は情報に明るい訳でもなく、情報の正確性も確かめようもなく、ここで、匿名で議論をすることは好まないので、削除させていただいています。

最近は、ネット検索もしないのですが、間接的に知るところでは、アンチは元気なようです。どうしていつまでもアンチがいるのか不思議に思っていました。

少し前、TVと新聞で、ねたみに関する研究成果が発表されていました。それによれば、「ねたみの感情が強い人ほど、ねたんだ相手が不幸になると快感が強い」というものでした。人間なんてそんなもの、なるほどなぁ、と思いました。

その直後でしょうか、夢を見ました。常々羨ましいと感じている友人の息子が事件を起こしたという夢、目を覚ましてどきっとしました。自分の深層心理、自分の明らかにしたくない醜い部分を知らされた気がしました。その友人に息子はいないのですけどね。

表面上の見えている幸福だけで、他人を羨ましいと思っている訳で、その人の不幸の部分は計り知れないのです。私自身も、他人から羨ましいと思われているかもしれませんが、自分の不幸な部分、不運な部分は、かなり親しい間柄でもなければ見せないのだから。

ねたみとか羨ましいと思う気持ちは、頑張るぞというプラスのエネルギーになる場合もあるけれど、往々にして、相手を自分と同じ低きに引っ張り降ろそうというマイナス方向に働く場合が多いものです。

楽だから、マイナス指向になりがちだけれど、プラス指向でいかなくては、と反省です。

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あかねさす紫の花(雪組版)

常々、再演物は古くさくて苦手と言い続けている私ですが、やはり興味はあります。「あかねさす紫の花」もその一つ。ネットで一部見ることはできるのですが、やはり一度は鑑賞しなくてはと思っていました。私の中で、額田女王が似合いそうなのは花ちゃんなので、雪組版をと、時々ネットオークションで捜していました。ちょっと見たいという気持だけなので、予算も低価格。最近、レンタル落ちのビデオが結構出ていて、その中に「あかねさす紫の花」もあり、落札しました。レンタル落ちは画像に問題はないのですが、解説がないのが難点です。

さて、配役は、大海人皇子(=天武天皇)・一路真輝、額田女王・花總まり、中大兄皇子(=天智天皇=大海人皇子の兄)・高嶺ふぶき、天比古(額田王の幼なじみの仏師)・轟悠、中臣鎌足・香寿たつきです。高嶺と轟は役代わりで、ネットで轟の中大兄皇子版を見ることができます。

大化の改新後、皇太子となった中大兄皇子が即位するまで、万葉集の歌で有名な、中大兄皇子、大海人皇子と額田王との三角関係が描かれます。

一路の大海人皇子は誠実な青年、楷書の男役という感じです。これに対し、高嶺の中大兄皇子は、ねっとりとした独特の色気が魅力の男役、政治家で権力者という感じがよく出ています。(轟の中大兄皇子は、同じ権力者でも剛毅な感じ、こちらは硬派の男役です。)どちらの中大兄皇子も大海人皇子の若々しいまっすぐさを引き立てる配役になっています。

額田女王は、大海人皇子との間に十市皇女をもうけながら、中大兄皇子の強引なアプローチにより引き裂かれる、誠実な大海人皇子を愛しながらも、中大兄皇子の力強さに惹かれるという役。中大兄皇子に反発しながらもその力に惹かれてしまうという額田王の心情を説得力を持って描くには、高嶺の中大兄皇子の方が適役かなと思いました。

額田女王の花總、まだまだ若さの勢いという感じの演技ですが、可愛らしい利発な少女と、大人の女性を演じ分けています。大人の女性の方は、背伸びをしている感じがします。

天比古の轟、本人も暗~く仏像を彫っている天比古が好きとスカステ一周年の和央とのトーク番組で言っていましたが、硬い轟の魅力が生きるのは天比古の方だと思いました。

中臣鎌足の香寿、相変わらず渋い上手い演技を見せます。一路以下四人の男役の持ち味と番手で配役すると、香寿はこういう地味な役回りになるのが不遇だなぁと思います。主役を張れる逸材なのに、こういう役を上手く演じられる演技力があるのも、善し悪しだと思うのです。

天比古に心寄せる小月を星奈優里、硬質な大人の女性を演じさせたら一番です。(私の一押しは、仮面のロマネスクのトゥールベル夫人)

和央は白雉の歌手で、銀橋で気持ちよさそうに歌っています。

若手時代の、安蘭けい、貴城けいも見られます。

日本物のせいか、歌も、大仰な演出も、あまり古くささを感じずにすみました。

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フィナーレ大好きpqrt2

ラフマニノフに思わず青燕尾のフィナーレを暑く語ってしまいました。

沢さまコメントありがとうございました。

そんなに沢山観たわけではないのですが、実演の時は、もう、批評も何もなく、フィナーレの幸福感(そして、もうすぐ終わってしまうという一抹の寂しさ)に浸っています。エトワールが娘役でないとか、シャンシャン持っていないとか、トップさん以外羽根がないというのは、私的には減点対象ですが、どのフィナーレも宝塚っていいなぁと思わせてくれます。

タカラヅカ・オン・デマンドではショーを配信してくれないので、持っているDVD、ビデオ、NHKBS2で録画したビデオを繰り返し見ることになります。家で小さな画面で見るのと、劇場で観るのでは、きっと感じ方も違うのではないかと思います。家で見るときは、耳なじみのある曲(クラシックとか映画音楽など)、シンプルな衣装の方が素敵に見える気がします。ラテン風のフィナーレは、劇場ではきっと盛り上がるはずだと思うのですが、ラテン音楽はあまり詳しくないことと、画面では色が溢れ過ぎて、今ひとつよさが感じられないのが残念です。

録画では、どうしてもトップさん中心になってしまうので、舞台全体を見られなくて残念な時があります。マウスで後ろの若手を拡大したいなんて思ってしまいます。いろいろなアングルで見られる画像ソフトが開発されたらいいですね。 

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ラフマニノフ in ネオ・ヴォヤージュ

昨夜のN響アワーで、ラフマニノフ作曲パガニーニの主題による狂騒曲を聴きました。主題はかなり有名でよく耳にするもの、変奏を繰り返し、最後は完全なる「ラフマニノフ節」。この「ラフマニノフ節」の部分どこかで聴いたことがある…ネオ・ヴォヤージュの青燕尾の部分に使われていました。

この青燕尾の部分は、何度見ても「あ~あ、宝塚っていいなぁ~」とつくづく思わせてくれます。本当に音楽と振り付けと衣装が相まって、素晴らしいです。

音楽はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番とパガニーニの主題による狂騒曲を組み合わせて編曲されています。これが、切れ目なくつながり、非常に心地いいのです。

まず、大階段に登場する和央のソロで始まり(階段で後ろ向きから振り返ってポーズをとり降りてくる、たまりません)、次は大和とのデュエットダンス(男役二人のダンスっていいわぁ~)、ここはピアノコンチェルトの一番有名なテーマ。続いて曲想が変わり、大階段に男役24名が整列し、音楽に合わせて降りてきます。思わず心の中でおおお!!!と歓声をあげたくなります。全員で、左肩を落としたポーズからピッと胸をはって戻るところなど、ゾクゾクします。曲想は、パガニーニの主題による変奏と移り、和央の短いソロの後、大和、遼河、悠未、十輝、七帆、和が加わり、最後は男役全員で。階段の上から花總が登場、寿、大和、遼河、悠未、十輝、七帆、和を残し、曲は再びピアノコンチェルトに戻り、銀橋に初風緑が登場し、コンチェルトの主題を歌いあげます。初風の伸びのある歌声にゾクゾクします。曲想が変わり、トスカとなり、和央がせり上がり、花總とのデュエットダンスへ。

この間、まったく切れ目なく、一気にフィナーレのパレードへと流れ込みます。

ラフマニノフとかチャイコフスキーといった、ロシアの作曲家の作品は、独特の哀愁というのか、感情を揺さぶる、ある意味演歌に通じるものがあります。曲と振りがぴったり合って、効果は倍増します。

編曲と振り付けの妙、衣装、そして、宝ジェンヌ、宝塚っていいわぁ~

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宙組ファン・涙

退団者を見てがっくりしました。

七帆ひかるは、初の宙組生え抜きのトップになるかなぁと思っていたので…逆転裁判2のエッジワースはどうなるの…十輝いりすとの同期並びが見られなくなるのも悲しいです。私は十輝の贔屓ですが、彼女は真ん中を目指すというよりも癖のある男役を楽しんでいるようだし、劇団の扱いもそんな感じがするので、七帆に期待していたのですが…

美羽あさひ、最近大人の女のいい味だしているなぁと思っていました。娘役10年、満足しての退団なのかなぁという気はしますが、残念です。

彩苑ゆき、暖かいお母さん役やる人がいなくなっちゃうじゃないですか…

後の人はよくわからないのでごめんなさい。

私は宙組が一番好き、私のイメージする華やかで都会的な宝塚は宙組、他の組はくどいとか古くさく見えてしまいます。でも、劇団の最近の動向を見ると、私のような新たなファン層よりも、伝統的な宝塚を愛し、足繁く通ってくれる古くからの観客を大事にしていこうという考えのように思われます。宙組は、新たなファン層を開拓したと思うのだけれど、そのことは、興業的には微々たるものなのかもしれません。友の会にもファンクラブにも入らない人間は相手にしないのかなぁ…

宙組が他の組と同じになってしまったら、私の宝塚への熱も冷めてしまうでしょう。とっても寂しいです。

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太王四神記(一幕)

すごい暴挙に出てしまいました。阪急の宙組貸切公演のパンフレットをゲットするために、花組公演に行ってきました。なぜ、暴挙かというと、お迎えの時間があるので、一幕のみしか見られないことがわかっているからです。実際、一幕だけでもギリギリで、有楽町の駅までも小走り、最寄り駅からバスではなく、タクシーに飛び乗りました。先週、もぎりのお姉さんにパンフだけ頼みましたが、さすがに二週続けては…まあ、当日券がなかったら頼むつもりでしたが。

太王四神記は、面白かったです。

危惧していたように、登場人物の名前も部族の名前も、さっぱり分かりませんでした。タムドク(パパの王様が毒を盛られたんだよね。お忍びの時、タム…タムと名乗るところが可愛かった。)、キハ(これは短くてOK)、ヨンホゲ(ヨン家の息子だからね。文武両道の割に弱そうな名前だなぁ…)、この3人だけは覚えましたが、後は、魔法使いはブルコギではないし…

神話のあたりもよく分かりませんでした。白い神様が片方の部族に肩入れしたら争いも起こるよなぁ…と思いました。まぁ、そこは、神話だから置いといて…

キハはどこのお姫様なの?キハがだっこしていた赤ちゃんはどうなったの?(杖を持ったおじいさんといっしょの男の子みたいな女の子?)杖を持ったおじいさんは、語りと同じ人?少年からおじいさんになるほど、時間が経過したの?キハはタムドク達より年上の設定だよねぇ…朱雀と玄武以外の神器はどうなったの?

などなどわからないことはいっぱいありましたが、部族が色で区別できたり、舞台が回って、場面の転換がよかったり、テンポよくまとめてあり、楽しめました。ちょっと字余りの感じもあったけど、歌もよかったです。娘役はあまり役がなくて可哀想だけど、衣装がひらひらと綺麗でした。

次期宙組トップの大空祐飛は、暁のローマ以来ですが、成長しているなぁと感じました。暁のローマは、轟悠のカエサルの存在感が圧倒的で、瀬奈ブルータスも大空カシウスも綺麗だけど存在感が薄かったのです。あれから、3年もたったんですね。

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自分への誕生月プレゼント(第1段)

今月はお誕生月、ということで、自分へのプレゼント第1段、久しぶりにタカラズカ・オン・デマンドのプレミアムプランを申し込みました。

一番見たかったのは、スカイステージ・トークDream Time「大和悠河・十輝いりす・七帆ひかる」です。宙組ファンのサイトで読んで、是非見てみたかった物。(とっても詳しい報告があるので、そちらをご覧ください。)三人のまったり感がたまりません。このほんわかした宙組って、とっても和むのです。すぐにファンモードになる十輝、隣で、しっかりしようとする七帆、可愛いです。タニさん、さすがトップ、大人に見えます。

ダンシング・フォー・ユーのNYで、十輝と七帆が、初めてカッコよく銀橋を渡るのが嬉しいと喜ぶ大和、照れまくる二人。二人とも男役10年なんですね。この三人は皆中卒で、同期から、大きくなったねとか、いつまでも大丈夫と心配されると話していましたが、本当に三人ともいつまでも可愛いです。

タニさんは、早くから抜擢されていたので、それなりの苦労もいっぱいあったと思いますが、大事に育てられすくすく育ってきた感じです。まさこちゃんとえりこちゃん、この二人は、宙組でよかったなぁと思います。のびのびすくすく系の宙組で、萎縮することなく、元気に大きくなった感じです。ガムシャラにトップを目指すという感のないのが、宙組生のいいところでもあり、ちょっとはガッツを見せろと叱咤激励したいところです。

いつも一緒のシーンも多い二人ですが、お互いを評していうように、クールな七帆、きざる十輝はわかる気がします。逆転裁判の七帆はクールな役柄のようです。センター分けの髪型に胸元のふりふりフリルの衣装、すごく似合っています。宝塚ならではの都会的でクールな正当派男役が似合いそうです。対して、十輝はもっと濃い癖のある役が好きそうだし上手いです。BOXMANのルーズベルトは十輝以外には考えられません。次は正塚演出なので、楽しみです。

合わせてNOW ON STAGEの中日ベルバラ公演と逆転裁判を見ました。

逆転裁判の七帆、二番手格ということで、シャキっと頑張って話していました。逆転裁判、早くも続編が発表になりましたね。是非見に行きたいと思いますが、チケット入手困難そうです。蘭寿は勿論、他のキャラクターもはまり役みたいですね。

オスカル役の早霧せいな、これで雪組へ移動なのですね。宙組にしてはシャキシャキした感じなので(もしかして、小柄なので相対的にそう見えるだけだったら心配ですが)、雪組で大きく成長してくれるでしょう。(前に「JURIのそれってどうなの」で、樹理さんが、遼河と十輝を前に、大きい人は流れている時間がゆっくりと話していましたがそんな感じです。ちなみに、その時のメンバー樹理&彩乃&速水<遼河<十輝)

同じくオスカル、ベルナール役の凪七瑠海、舞台化粧でない顔を初めて見ましたが、ずいぶん可愛い感じなのですね。娘役も大丈夫な可愛いらしさですが、とても一人で月組へ行かせるのは心配な感じです。誰か宙組から執事か乳母を付けてやってくださ~い。

白昼の稲妻も見なくては、あれもこれも…仕事せい!!との声が聞こえる…

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エロイカより愛をこめて(原作漫画)

昨日エル・アルコン鷹にちょっと触れたので、漫画家青池保子氏の作品について語ってみたいと思います。

最近はあまり読みませんが、結構漫画好きの私です。時々大人買いをします。(アンティーク・西洋骨董洋菓子店のドラマの面白さにはまり、原作漫画買いました。今クールの一押しは私的にはメイちゃんの執事ですが、あれはまだ未完なので、原作本を買うことはないでしょう。)

青池保子は、投稿から十代でデビューし、当初は、その時代の平均的な少女漫画(どこか外国の美少女が主人公…設定に時代を感じますねぇ)を描いていました。初期から絵は上手でしたが、何となく印象に残っているのは、どこか他の漫画家と違った雰囲気があったのでしょうか。

決定的に所謂少女漫画の範囲を越えたのは、「エロイカより愛をこめて」から。少女漫画と言えば、主人公は美少女(最初はブスでも必ず最後は変身する)が一般的。男が主人公でも、美少年に限られていたのが、青池漫画では、オッサンが主人公。

その前の「イブの息子達」は、美少年と美青年二人が主人公のドタバタコメディで、エロイカこと全ての美(美少年も含む)を自分のものにという泥棒のドリアン・レッド・グローリア伯爵は脇役でした。

それでも、第一作から、伯爵の存在が美青年三人組を圧倒していていました。加えて、第二作で、NATO情報部のクラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハ少佐が強烈な個性(伯爵の天敵となる堅物、美術オンチ、メカ好き)で登場。美青年三人組はどこかに消え、「エロイカより愛をこめて」では、伯爵と少佐を中心としたシリアスでかつコミカルなスパイものに変貌し、今に至っています。

連載が始まった頃は、まだソ連があり、冷戦の最中。当然、敵はKGBのスパイでしたが、ソ連が崩壊し、ロシアとなっても、少佐は万年少佐のまま、その時々の時事情勢を反映しつつ、連載は続いています。

番外編も多く、少佐が主役の話やら、少佐の部下が主役の話やら、作者のお気に入り(勿論私も)のキャラが大活躍しています。

最早、少女漫画の範疇を超えた作者は、エル・アルコン鷹のような海戦物や、十字軍、イスラムの話など、オジサンキャラばかりの作品で楽しませてくれています。

久しぶりに本屋で漫画コーナーを探索したくなりました。大人買いが怖い…

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悪役って楽しい

悪役が魅力的だと、楽しさが倍増します。宝塚の分かりやすいカッコイイ悪役ってとっても魅力的です。宝塚では、トップの悪役というのは珍しいのでしょう。エル・アルコンのティリアンは悪の役でしたが、あれは原作者の青池保子がティリアンのキャラクターに魅せられ、連載中にティリアンを主役に押し上げたのですが、舞台的には、レッド主役の方がすっきりしたように思います。勿論、安蘭けいのティリアンは魅力的ですが、一時間半の舞台では、脚本的にティリアンの魅力を描ききるのはさすがに無理だったようです。

二番手、三番手の悪役は、時に白いプリンスの主役以上に魅力的で、素敵なことがあります。私が生徒の魅力に気づかされる、魅せられるのは、悪役の場合が多々あります。

たかちゃんに最初に引きつけられたのも、エクスカリバーのクリストファーです。黒髪長髪のナルシストという分かりやすい悪役、おとぎ話のようなストーリーでしたので、それにぴったりの少女漫画的な悪役は魅力的でした。

パラダイス・プリンスのアンソニー・ブラックも悪役ではないけれど、赤い薔薇を片手にナルシストの美術界の帝王(こういうわかりやすさ大好きです。)、蘭寿とむに魅せられました。

先週の、宝塚カフェ・ブレイクのゲスト、壮一帆、赤と黒の衣装、黒い爪、黒い髪、二つに分かれる不思議な眉の、二千年生きた魔術師という役。痩身の壮は、爽やかな青年のイメージだったので、怪しい悪役にびっくり、思わず魅せられてしまいました。きらきら光る黒い目が狂気を孕んでいるようにきらめき、とても魅力的な悪役です。

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