先月は、80周年&90周年の運動会見たさに、タカラヅカ・オン・デマンドのプレミアムプランに加入したので、他もできる限り見るぞと、JFKを見ました。
来年1月、黒人初のアメリカ大統領が誕生します。オバマは、若さ、演説のうまさでもケネディに重ね合わせられる存在ですが、それだけではなく、ケネディはアイルランド系カトリック教徒で最初の大統領、彼の当選は、その時代のアメリカにとって、今回のオバマ同様、自由の国アメリカを象徴する出来事だったことでしょう。という訳で、JFKというのはタイムリーな演目です。
大統領となるジャックが一路、その妻ジャッキーが花總、司法長官となる弟ロバートが高嶺、キング牧師が轟、ケネディに反目するFBIフーバー長官が香寿、ケネディの秘書官の一人が和央、キング牧師の支持者の一人が安蘭、トップになった面々が並ぶ豪華さです。マリリン・モンローが星奈、オナシスまで出てきます。
一路がケネディに似合うかは置いておくとして、歌声は朗々と気持ちよいです。ケネディはモテモテのプレイボーイ、そして、大統領として誰にでも愛されすぎる男。マジメな感じのする一路なのでちょっと違和感。キング牧師の轟の低く響き渡る歌声は流石です。(とっても彫りの深いキング牧師ですが)
話は、生い立ちから暗殺されるまでを、駆け足で上演します。先日の黎明の風でも思いましたが、歴史的な人物の一代記というのを宝塚でやる意味があるのか疑問です。
しかも、JFKは完全無欠のヒーローではなく、ジャッキーも完璧なファースト・レディではない。ひねったヒーロー、ヒロイン物をわざわざ宝塚では見たくないというのが、私の個人的感覚です。
ジャックは大統領として、皆に愛されるが、それは、義務を伴うこと。ファースト・レディとして人々の目に晒されることにジャッキーは疲れていく。ジャッキーが同伴を拒否した西海岸行きで、ジャックはマリリン・モンローと出会う。(マリリンはジャックに強く引かれたものの、ジャックとマリリンは何もないことになっています。)マリリンとの仲を疑ったジャッキーは、傷心から、妹のところへ。(それで、いっしょに、オナシスのクルーズに行くんですかね。上流階級の感覚は庶民にはわかりません。)ジャックの父が倒れたことで、ジャッキーが戻り、二人はやっとお互いを理解し合う。そして、いっしょにダラスへ…
喪服のはなちゃんが綺麗です。切ないです。歌い上げます。もうちょっと聞かせてと思うくらいのところで、JFK登場し、朗々と歌い上げます。
家で芝居を見るのは少々疲れます。(2回に分けて見ました。)私はフィナーレが好きなので、ショーなしの芝居だけは、何だか物足りないです。
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